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お伊勢参り 〜その1:伊勢への道と外宮参り〜

9/28(金)と29(土)の2日間、お伊勢参りに出かけた。
この時期に出かけたのは、夫婦岩で有名な伊勢市の二見で開かれた「スローデスカフェ」に参加するため。
伊勢へ行くのは初めてのこと。そしていろいろの転換期にもあたったので、主だった神社への参拝にもちょうどよい機会だった。

外宮表参道
E-5 /ZUIKO Digital 14-54/2.8-3.5
外宮の表参道。予備知識なしに訪れた神宮だったが…。


初めてのお伊勢さん。
予備知識としては、内宮と外宮からなること、参拝の順序は外宮→内宮の順、という程度しかなかった。

しかし、いざ伊勢について驚いた。神宮の規模が想像以上に大きい!
そして、鎮座して2000年といわれる神宮。歴史の厚みは桁外れだった。

恥ずかしながら、現地にて学んだ神宮のあらましを書くと…。
●正式名称は「神宮」であり、頭に地名はつかない。よって、「伊勢神宮」というのは誤り。
 他と区別する場合に、「伊勢の神宮」と呼ぶそうな。神宮の中の神宮、ザ・神宮である。
●内宮と外宮が有名だが、この2つは「正宮」(しょうぐう)と呼ばれる。この他に、
 「別宮」(べつぐう)が14社、「摂社」(せっしゃ)が43社、「末社」(まっしゃ)が24社、「所管社」(しょかんしゃ)が42社の、合計125社全体が「神宮」である。なお、別宮以下はすべて内宮か外宮に所属している(所管社のみ、別宮の瀧原宮および伊雑宮に属するものがある)。
●20年ごとにおこなわれている式年遷宮は、来年平成25年に62回目が予定されている。式年遷宮は、両正宮のほか、別宮以下も順次おこなわれる。
●わが国の神社全体を統括しているのは、宗教法人「神社本庁」であるが、伊勢の神宮は全体を「神宮司庁」という組織が管轄している。職員は約600人の大所帯。

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伊勢に着いたのは、お昼を少し過ぎた頃。
車は外宮駐車場に停めたが、参拝前に表参道をぶらぶら歩いた。

伊勢市駅
E-5 /ZUIKO Digital 14-54/2.8-3.5
旅の起点、伊勢市駅。残念ながら、今回は車利用だった。
わざわざ写真を撮ったのは、風水的にいいと聞いたから。

駅前の神社
E-5 /ZUIKO Digital 14-54/2.8-3.5
駅前にさっそく神社が鎮座している。この神社は「世木(せぎ)神社」という。

世木神社の説明
E-5 /ZUIKO Digital 14-54/2.8-3.5
「世木神社」の由来。「せぎ」とは、水を堰き止めることに由来するという。
もしや、この辺りも用水路を「堰」(せぎ)と呼ぶのでは?と思い、社務所にいたおばあちゃんに聞いてみたが、違うとの答えだった。

古い旅館
E-5 /ZUIKO Digital 14-54/2.8-3.5
伊勢市駅前から延びる参道沿いには古い建物も残されていた。これは旅館の建物。

伊勢市駅から歩いて、外宮前に至る。
外宮前には、2本の大きな道路が走っている。その2本の間に立つ、1本のクスノキの巨木に目が行った。

外宮前の大きなクスノキ
E-5 /ZUIKO Digital ED 7-14/4.0
バス停横に立つ、クスノキの大木。

クスノキ
E-5 /ZUIKO Digital 14-54/2.8-3.5
この日は日差しが強く照りつけ、道の真ん中に立つこの木が沖縄の風景のようだった。



いよいよ、外宮の域内に入る。

第一鳥居
E-5 /ZUIKO Digital ED 7-14/4.0
第一鳥居。この向こうが、神宮の森となっている。

正宮への道
E-5 /ZUIKO Digital ED 7-14/4.0
鬱蒼とした森の中へ延びる参道。


参道は、鬱蒼とした森の中へと続いている。
たどっていくとぱっと開け、高い板塀に囲われた正宮が現れた。
清浄にはちがいないのだが、それ以上の何とも不思議な空気がみなぎっていた。

正宮前
E-5 /ZUIKO Digital ED 7-14/4.0
御正宮・豊受大神宮。

【豊受大神宮】
 ・祭神:豊受大御神(とようけおおみかみ)
 ・天照大御神の食物の守護神。衣食住をはじめ、あらゆる産業の守り神。

まずは、参拝。日頃の平穏無事を感謝する。

正宮前を向こうから
E-5 /ZUIKO Digital ED 7-14/4.0
正宮前を、上の写真とは反対方向から。
なお、板塀の内側は撮影禁止。外側でも、正面からの撮影は慎むべきとのこと。

正宮の左隣は、遷宮の御敷地(みしきち)であり、来年の式年遷宮に向けて、建設の槌音が響いていた。
電動工具など、普通の工事現場と同じような音が響いていたのが意外であった。

続いて、別宮へ向かう。
順序が違っていたが、土宮・風宮・多賀宮へとおまいりする。

【土宮】
 ・祭神:大土御祖神
 ・外宮の土地の守り神。
【風宮】
 ・祭神:級長津彦命(しなつひこのみこと)、級長戸辺命(しなとべのみこと)
 ・風の神をまつっており、農作物の生育に関わる風や雨を司る神。
 ・鎌倉時代の元寇のときには神風を起こしたとされる。

多賀宮への道
E-5 /ZUIKO Digital ED 7-14/4.0
多賀宮への道。石段を登る。
帰ってきてから調べてみたら、この写真の場所がかなり高いパワースポットだということだった。

【多賀宮】
 ・祭神:豊受大御神荒御魂(とようけおおみかみのあらみたま)
 ・外宮第一位の別宮。豊受大御神の荒御魂がまつられている。
 ・正宮は和御魂(にぎみたま)がまつられ、別宮には荒御魂がまつられている。
 ・正宮には神恩感謝の祈りを、荒御魂の宮には何か事を起こそうというときに願い事をする慣わし。

境内には、お社がなく、お宮の名前も示されていないような神社もあった。
何となく気になっておまいりしたその神社は、後で地図を見たら「下御井(しものみいの)神社」。水の神様をまつった神社だった。

【下御井神社】
 ・祭神:下御井鎮守神(しものみいのまもりのかみ)
 ・神々に供える水を汲む井戸であり、上御井の予備の井戸とされている。

外宮の森
E-5 /ZUIKO Digital ED 7-14/4.0
外宮の鬱蒼とした森。

外宮参拝を一通り終えた後、外宮の北御門の真正面に鎮座する「月夜見宮」(つきよみのみや)へ向かった。

神路通り
E-5 /ZUIKO Digital 14-54/2.8-3.5
外宮と月夜見宮を結ぶ道、神路通り(かみじどおり)。
この道は、月夜見宮にまつられている月夜見尊(つきよみのみこと)が外宮の豊受大御神に会いに行く道。
道の中央は神様が通る場所ということで、黒い石が敷かれていて、地元の人は中央を避けて歩くという。

月夜見宮
E-5 /ZUIKO Digital 14-54/2.8-3.5
月夜見宮の外観。

【月夜見宮】
 ・祭神:月夜見尊、月夜見尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)
 ・天照大御神の弟神。
【高河原神社】月夜見宮の宮域にある。
 ・祭神:月夜見尊御魂(つきよみのみことのみたま)

月夜見宮の境内
E-5 /ZUIKO Digital ED 7-14/4.0
月夜見宮の境内。市街地にありながら、ここも鬱蒼とした森。

月夜見宮の境内2
E-5 /ZUIKO Digital ED 7-14/4.0
ここの境内にも、巨木があった。

今日のお伊勢参りはここまで。
そろそろ、二見へ行く時間が迫ってきた。
伊勢市街地を抜け、二見の海をめざした。
外宮から二見まで、約25分で到着。

朝日館
E-5 /ZUIKO Digital 14-54/2.8-3.5
「スローデスカフェ」の会場、旅館・朝日館。

「スローデスカフェ」について、どんなイベントなのかを簡潔に伝えるのは難しい。
このイベントは、文化人類学者で明治学院大学教授の辻信一さんの新著『ナマケモノ教授のぶらぶら人類学』の出版を記念して開かれるもの。辻さんと、「おくりびと」的な仕事をされている上野宗則さん、ソウルシンガーソングライターの松谷冬太さんの3人のグループ「スローデスブラザース」が出演?して、言葉や歌、音、体で「死」を感じ、考え、向き合う対話の場であった。

スローデス:ぴんぴんころりではなく、ゆっくりとした死。
人は生まれた瞬間に老いへの歩みを始めている。
目的地に向かうことが旅ならば、「死」は人生の目的地。
前向き、上向きではなく、後ろ向き、下向きに、ゆっくり生きよう。ぶらぶら主義で行こうというのが、その主張だった。

経済至上主義、スピード主義のいまの世の中。
何か大事なものを見失っているのではないかという直感の中で、ひとつの答えを教えてもらった。

ぜひ、松本・安曇野で開催したいなぁ…。

〜その2へ続く〜

| 旅の記録 | 22:04 | コメント:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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